2016年の御柱祭に合わせて建てられている「おんばしら館よいさ」という施設が、昨年から一年かけて現在建設中とのことです。
この建物は何のためにある?
過去の長野日報の記事によると、施設の内容は以下の様なものだそうです。
- 御柱祭最大の見せ場「木落とし」のハナ乗りが擬似体験できる装置展示
- 下社御柱の延長約12キロの曳行路が分かる模型展示
- 建て御柱、曳行などの場面を伝えるジオラマ展示
- 長持ちや騎馬行列に使う道具、衣装、おんべなど展示
- 御柱祭の映像コーナー
7年に一度しかない御柱祭のアピールのための「御柱祭のことを知るための施設」ということのようですね。こういった施設がなかったような気もしますから良いかもしれません。
実際に行ってみた
大門教職員住宅跡地に広さ2500平方メートル、木造平屋建て約350平方メートルの和風の会館ということですが、現在どんな様子なのでしょうか。
実際に場所付近に行ってみました。
まだ背の高い目隠しがあって全容はわかりませんでしたが、施設の屋根らしきものが確認できました。
写真奥の建物は教員住宅でしょうか。
施工主の情報などが書いてある看板を見つけることが出来ました。
工事名「お祭り広場整備工事」とありますが、この施設の名前が公募によって決定する前の仮の名前が「お祭り広場」のようですので、看板にはこのように書かれているようです。
看板には完成予想図が描かれていました。
結構おしゃれな建物になりそうです。
併設されるトイレ「春宮西公衆トイレ」はすでに建てられていて、利用できるようになっていました。
「おんばしら館よいさ」はどこに建てられる?
地元の下諏訪市民のおばちゃんに聞いても「よくわからない」と言っていて、ほんとうによくわかっていない人が多そうでしたのでマップで確認してみます。
諏訪大社下社春宮のすぐ近くにあり、マップ中央の川に橋がかかっているのが見えると思いますが、そのすぐ南の川沿いです。
トイレが先に作られていたのはもともとトイレの少ない春宮への参拝客に利用してもらうよう作ってあるような気がします。
この施設の場所までだいぶ細い道を通って行く必要がある気がしますので、知らない人も多そうです。
車で行こうとしても難しい気がするんですが、道路事情も整備されていくのでしょうか。気になるところです。